“勝色” | 男らしさと勇気を象徴する、日本でなくてはならないコンセプト!
勝色(かついろ)とは、紺よりもさらに濃い、黒色に見えるほどの暗い藍色のことです。『かちいろ』『かちんいろ』とも。色名の「かつ」は、藍を濃く染み込ませるために布などを搗かつ(叩くの意)ことからきており、『搗色』『褐色』の字があてられました。 鎌倉時代になると武士たちが濃い藍染の質実剛健さを好み、さらに「かつ」に「勝」の字をあてて縁起色としたのが色名の由来です。 ちなみに、日清・日露戦争時の軍服の紺色も『勝色』と呼ばれ、特別に『軍勝色ぐんかついろ』とされました。 このように勝色は勝利にこだわる武士や軍人に好まれた勇ましい色名といえます。
日本代表は1930年代以降のほとんどの時代を通して青のユニフォームを着用して戦ってきた。サッカー日本代表の新ユニ - かつて武将が験を担いだ“勝色”
新ホームユニフォームのコンセプトは、「勝色(かちいろ)」。「勝色」は、かつて武将たちが戦いの際身にまとった鎧下と呼ばれる着物に使われる藍染の生地で最も濃い色とされ、その染色過程における叩く作業「叩く=褐(かつ)=勝つ」にかけて、勝利への験担ぎをしていたと伝わっている。
今回は、この伝統的な「勝色」をホームユニフォームのベースカラーに採用することで、藍染というジャパンブルーの原点に立ち返りながら、サッカー日本代表の勝利もイメージしたデザインに仕上げた。
今回は、この伝統的な「勝色」をホームユニフォームのベースカラーに採用することで、藍染というジャパンブルーの原点に立ち返りながら、サッカー日本代表の勝利もイメージしたデザインに仕上げた。