インディアンアート/世界中の人々の冒険心を掻き立てる
The American Indian Collections
1492年、クリストファー・コロンブスが黄金と奴隷を求めてインドを目指して航海し、辿り着いた陸地がインド周辺の島々であると誤認し、そこにいた原住民達をインディアンと呼んだことから始まりました。先住民ファーストネーションズは、部族ごとに伝わる信仰や儀式を持っており、身近に生息する動物や神話から来る伝説上の精霊を、シンボル化した紋章<トーテム>としてネイティブアートに刻みました。それら紋章<トーテム>には一つ一つに意味が与えられています。代表的なトーテムポールにはシンボル化した紋章<トーテム>の組み合わせによって、家系の紋章や伝説、そして個人の生い立ちや業績などを表現しています。
アパッチ戦士や羽根アローといった伝統的な模様や、インディアンにとって財産そのものであったトーテムシンボルなどを使って彩られたデザインはアイテムとして人気を博し、日本においては80年代以降のアメカジ人気に乗って定着。
デザイナーごとに異なる個性を持ち、服にセットされるトーテムもアイテムごとにオリジナリティが豊かなため、ファッションとしてだけでなく、コレクションとして収集欲を刺激するのもインディアンスタイルならではの魅力です。
将来の展望を探求する若者は特別の精神によって励まされ、世界中の人々の冒険心を掻き立てる。