NAVAJO STYLE
ナバホ(NAVAJO)
ナバホ族は、アメリカの南西部に先住するインディアン部族。いつもアメリカンビンテージスタイルには欠かせないエレメントトなる。
アメリカインディアンは、氷河期には陸続きであったベーリング海峡を渡り、シベリアからアメリカ大陸に来たとされており、ナバホ族がこのアメリカ南西部に住み付いたのは14~15世紀だといわれています。
最初はトウモロコシなどを育てる農耕民族でしたが、アステカ王国を滅ぼして北上してきたスペイン人と接触して、馬と羊を手に入れ、羊は食糧としても、そしてその毛糸を使った「ナバホ織り」は工芸品として、現在もひきつがれています。
ナバホ織りに使われる羊毛は美しい光沢があり、織物、厚手のセーターなどに使われ、また、独自の織機をつかって織られます。その模様はそれぞれ意味があり、非常に高価なものです。
ナバホ族の伝統工芸のひとつ『ナバホ織り』は、300年の歴史を誇る彼らの先祖が育んできた文化の指標であり、その模様の多くが抽象的で、大変装飾効果がある物ばかり。