KARAKU5周年という節目に、私たちは特別な出会いを果たしました。
それは、日本画家・玉井伸弥氏とのアロハシャツコラボレーション。

彼の有名作《日月双龍図》《化身図-未-》(2024年)をモチーフに、
KARAKUらしい遊び心と職人のこだわりを詰め込んだ
2型のアロハシャツが誕生しました。

目次

01|玉井伸弥というアーティスト。

02|展覧会で披露された原画たち

03|制作の裏側も少しだけ…

04|5周年記念にふさわしい特別なアロハ


01|玉井伸弥という画家

玉井伸弥(たまい しんや)は1994年広島市生まれの日本画家で、
愛知県立芸術大学日本画専攻を卒業し、2018年に修士課程を修了しました。

伊藤若冲、俵屋宗達、竹内栖鳳などの影響を受け、
伝統的な日本画の技法と現代的な感性を融合させた幻想的な作品を描いています。

玉井さんは、日本画によく描かれる虎や龍、
最近は妖怪など様々な生き物をモチーフとして描いています。


どの作品も、線が非常に美しく余白の取り方が絶妙で、
画中のモチーフに動きを感じ作品に引き込まれて、
その生き物が持つ美しさや質感、力強さをも感じとる事ができます。

今回のアロハに落とし込まれた2作品も、
それぞれ深い世界観を持っています:

《日月双龍図》

『日月双龍図』は、太陽と月を背景に、
二匹の龍が対をなして舞う壮麗な作品です。


富士山や瑞雲が描かれており、
ダイナミックな構図と神秘的な雰囲気が印象的です。

伝統的な構成とモダンな色彩感覚が融合されており、
自然や神話への畏敬の念が感じられます。

《化身図-未-》

『化身図-未-』は、玉井氏による「化身図」シリーズの一作で、
干支の「未(ひつじ)」をテーマに描かれています。


雲海の中で軽やかに跳ねる羊が印象的で、
背景には朝日が昇り、暖かく生命力に満ちた色調が特徴です。

このシリーズでは、十二支を通して人と自然、
そして伝統と現代とのつながりを表現しています。

02|展覧会で披露された原画たち

この2作品は、2024年に開催された個展【玉井伸弥 日本画展-日進月歩-】
にて発表され、多くの美術ファンを魅了しました。

岡山天満屋(2024年5月1日〜6日)

福山天満屋(2024年5月22日〜27日)


展示空間で静かに佇む作品たちは、
シャツという「日常に溶け込むアート」へと姿を変え、
新たな物語を紡ぎ始めます。


03|制作の裏側も少しだけ…

静かな書斎の一角に広がる、創作の痕跡。
机上には筆と墨、半完成の羊が紙の上に浮かび上がる。

顔は映っていないが、
画面からは画家の息遣いと集中力が感じられる。

墨の香りがただようような画面からは、
描く瞬間の緊張と高揚が静かに伝わってくる。

書棚に囲まれた空間に、伝統と幻想が交差する世界が少しずつ形を成していく。

 

04|5周年記念にふさわしい特別なアロハ

①《日月双龍図》アロハシャツ

淡いイエローベースに、躍動感あふれる二匹の龍が舞う——
伝統的な日本画《日月双龍図》をモチーフにした一枚。
太陽と月のエネルギーを象徴する双龍が、アロハという自由なキャンバスの上で息づいています。
芸術と日常をつなぐような、特別な存在感。
和の神秘と夏の軽やかさが絶妙に溶け合った、大人のためのアロハです。

②《化身図-未-》アロハシャツ


静けさの中に、優しさと強さを宿した一頭の羊。
淡いレモンイエローを背景に、《化身図-未-》
の世界観がアロハシャツとして生まれ変わりました。


穏やかな表情の羊と、流れるような雲のモチーフが、
まるで物語をまとうような雰囲気を演出します。
日差しの下でふわりと風になびくたび、心も軽くなるような一着です。

“アートを纏う”この特別なこちらの2アイテム、
5月7日より予約スタート!
数量限定ですので、どうぞお見逃しなく。

karakubuy