KARAKUBUY × 葛飾北斎 SPECIAL EDITION "神奈川沖波裏"
「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」ってどんな絵画?
「浮世絵と言えば、これ!」というくらい世界的に有名な作品で、日本では2024年新紙幣のデザインに採用されるなど、今なお測り知れない影響力を持っています。
北斎が長年に渡って描いてきた波の作品の中でもダイナミックな構図と静と動が交錯する画面は圧巻の一図です。国内外の有名な美術館・博物館にも所蔵され、現代のアーティストに今なお影響を与え続ける世界的名画です。
葛飾北斎は世界で最も重要な人物のひとり
アメリカの有名なジャーナル誌「LIFE」が1998年に「過去1000年の間で最も重要な人物は誰?」という調査を行い、 上位100人のランキングを発表。1位エジソン、2位コロンブスなど、名だたる偉人が上位を占める中、日本で唯一選出されたのが葛飾北斎です。
その影響力はまさに重大で、モネやドガといった絵画における印象派の巨匠たちだけでなく、ティファニーやカミーユ・クローデルらによる工芸や彫刻、ドビュッシーの音楽、フランク・ロイド・ライトの建築など、ジャンルを横断して様々な分野に浸透しました。
江戸芸術文化の象徴とハワイアンカルチャーの融合が生んだ至極の名作。
江戸時代に日常の楽しみとして広まった浮世絵。そして日本の芸術や文化が更なる広がりを見せたこの時代に焦点を当てたKarakubuyの「日本の意匠」シリーズ。
ひと際目立つ柄の正体は、北斎の描いた浮世絵だ。そもそも、移民としてハワイに渡った日系人が着物をリメイクして誕生したと言われるアロハシャツ。着物に由来する和柄など様々な柄や色で彩られ、その優れたデザインは“アートを着る”と称されるほど。特に和柄は世界的に人気な図柄となっている。今季、ヴィンテージアロハシャツをベースにその奥深い世界観を現代に蘇らせている『karakubuy』がプロデュースしたのが、この和柄のルーツである日本のアート「浮世絵柄」だ。
二百年余りの年月を経て、知られざる葛飾北斎の才能を現代に落とし込んだ新たなシリーズ、それがKarakubuyの「神奈川沖波裏」です。